注意Q&A


ワクチンの予防接種の副作用が起こる危険は、稀ですが健康の被害を及ぼすことがあり、予防接種により健康の被害を受けた方に対し救済の制度が存在します。その場合には、担当医師は診断書・証明書の作成に協力いたします。ワクチンの接種と健康の被害との間に因果関係が認められた場合(ワクチンの接種が原因で健康の被害がおきてしまったと認定)に救済の給付の実施が施行されます。給付額は制度によって異なります。また当クリニックでは多様化する予防医療のニーズに対して、国内未承認ワクチン(輸入ワクチン)を使用しています。必要とされるワクチンが国内承認されていない、国内流通がない又は枯渇している場合に主に使用しています。尚、輸入ワクチンに対し、当院取引の輸入業者が独自の補償制度を設定していますが、国内承認ワクチンの予防接種後の健康被害救済制度は適応されません。
| 日本承認ワクチン 健康被害救済制度 |
定期接種・臨時接種 | 任意接種 |
| 制度名と法律 | 予防接種健康被害救済制度(予防接種法) | 医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度 (独)医薬品医療機器総合機構法 |
| 給付請求者 | 本人または家族 | 本人または家族 |
| 申請窓口 | 市町村 | (独)医薬品医療機器総合機構(PMDA) |
輸入ワクチンが適正使用目的に従い適正使用の場合に生じた重篤なる副作用に対し、当該ワクチンとの関連を否定することはできず、確定判決により医師の過失が認定されなかった場合で健康の被害者に対しての救済を図る目的として、当院では輸入ワクチンの副作用被害者救済制度を設定するワクチン輸入業者にのみ取引しています。業者の副作用被害補償制度は、当該業者が取扱うワクチンの投与により患者様に重篤なる副作用発症した場合に当該業者が補償を行う制度です。この制度はH19年度厚労省科学研究補助金「新興・再興感染症研究事業」(海外渡航者の予防接種のあり方に関する研究)「輸入に関する未承認ワクチン副作用被害補償制度の検討」(H20/1/18)に基づき、因果関係の認定に対し、確定裁判を原則で、確定裁判の得られない場合は因果関係等判定委員等が行います。
◎注射を受ける前
予防接種を受ける日の前日は、体を清潔にし、お風呂やシャワーを浴びたほうがいいでしょう。接種日の朝は、 出かける前に体温を測り記録しておきましょう。接種会場、接種医でも体温測定をします。
その数値を問診票に書いて下さい。接種を受ける方が未成年の場合、接種当日に体調が普段と変わらないか保護者は確認してください。接種する方が子供さんの場合は、母子健康手帳を持参して下さい。予防接種を受けることが適当でない方や注意が必要な方もいます。妊婦の方は、主治医に一度相談して下さい。何か気になることやわからないことがあれば、接種前に医師に相談して下さい。
◎注射を受けた後
接種後30分以内に、まれに急な副反応が起こる場合があり、異常があった場合は医師にすぐ連絡して下さい。お子様の場合は、様子をよく観察して下さい。従って30分程は医療機関の近くにいるようにしてください。 医師に即連絡をとれるようにしてください。 接種後は普段どおりの生活でよいですが、当日は激しい運動は絶対避けて下さい。 接種後、注射したところが赤く腫れたり、痛んだりすることもありますが、一時的なもので、通常2~3日で軽快します。また発熱、頭痛、寒気、だるさ等がおこることがあります。稀に湿疹、じんましん、かゆみ等が数日みられることもあります。症状が強ければまずお近くのクリニックを受診するか、医師にご連絡ください。接種後に高熱、痙攣、ぐったりした状態等の異常がでた場合は、速やかに医師の診察を受けて下さい。
当院作成の日本語と英語表記の証明書は、当院接種したワクチンに対して無料で発行しています。
接種記録書がない場合は、ワクチンにより事前検査を行うことがあります。尚インフルエンザ接種のみ母子手帳なくとも随時接種可能です。
大丈夫です。渡航先の候補や時期、滞在の内容をお聞きできれば、共通してまず必要になるものから先に始める方法をご提案可能です。
高熱(37.5℃以上)、重篤な急性疾患罹患者、接種液に含まれる成分でアナフィラキシーを起こしたことがある人、外傷等によるケロイドがある人、その他医師が不適当と判断した場合
発熱後、どのくらいの期間を空ければ接種できるかは、高熱(37.5℃以上)が平熱になり、1週間後を目安に考えています。熱以外の症状が顕著の場合は、落ち着いてから随時考慮します。
海外渡航時や小児期の接種は多くのワクチン接種が必要です。同時接種も可能です。場合により国産と輸入ワクチンを同時接種することもあります。同時接種より、個々のワクチンの有効性の影響はなく、副作用の頻度があがることはありません。接種本数の制限は原則ありませんが、本人の状態とスケジュールを相談しながら決定します。
予防接種の副反応として、不活化ワクチンは接種から数日間、生ワクチンは接種から1週間後に発熱がみられることがあります。ある程度元気があり、数日で下がる場合は様子を診ていただいても大丈夫ですが、元気がない・発熱が持続する場合は当院又は近隣医療機関を受診してください。
副反応として接種部位が腫れることがあります。1週間ほどで引くことが多いので、まず患部を冷やして様子をみてください。腫れがひかない場合は、当院又は近隣医療機関を受診してください。
当院では医療用の保管管理専用冷蔵庫にて厳重に保管し、常時温度管理をしていますのでご安心ください。
現在のところ、日本語のみの対応となります。外国語対応の場合は、提携病院への紹介となります。
